魅音「まぁ、家に帰るまでの我慢だよ我慢」
前原「あのなぁ・・・。
そういえば魅音、ダムの工事現場、何かあったんだろ?」
魅音「・・・あったよ。突然ダム作るって役人達が一方的に立ち退きを迫ってきて。」
前原「一方的に?」
魅音「だから戦ったんだよ。村のみんなで。戦わなければ今頃、村はダムの底に沈んでいたんだ」
前原「ふーん。暴力沙汰にはならなかったのか。傷害事件とか・・・殺人・・・」
魅音「…無かった。」
ベジータ「…」
魅音「じゃあ、圭ちゃん、ベジータ。また明日ね!」
前原「あ、ああ・・・」
前原「綿流しか…」
レナ「体についてた悪いものを綿が吸い取ってくれて、その綿を川に流して、おしまい!」
レナ「ベジータ君が楽しんでくれてるみたいで良かったよ。」
前原「ああ。結構めんどくさがってたくせになんだかんだで一番張り切ってたな。」
ベジータ「おい!!もっと綿を寄越しやがれ!!」
前原「…」
レナ「…」
前原「あ、富竹さーん!!」
富竹「あれぇ、みんなは?」
前原「はぐれちゃって…。」
?「どうだった圭一君、ベジータ君?」
前原「え・・・まぁ。」
ベジータ「…」
?「そう。これであなたも雛見沢の人間になれたんじゃないかしら」
前原「どうでしょうね。まだ俺の知らないこといっぱいあるみたいだし。」
富竹「雛見沢のことでかい?」
前原「例えば、ダム工事のこととか…。」
富竹「ダムの計画が始まったのは7,8年くらい前かな。当然反対運動があった。
裁判にもなってね。それにからむ汚職なんかも発覚して、結局工事中止が決まったんだそうだよ」
前原「あの…バラバラ殺人ってありましたよね?」
ベジータ「!」
富竹「あったよ。ちょうど4年前の今頃だったかなぁ。あれも、確か綿流しの日だったね」
?「お年寄り達はオヤシロさまの祟りだと疑わなかったみたいね。」
前原「オヤシロ様の祟り?」
富竹「雛見沢を水没させようとするダム工事に守り神様がバチをあってたってね…」
?「その後ね、毎年起こるのよ」
前原「起こるって何が・・?」
富竹「毎年、綿流しの日になると誰かが死ぬんだよ」
ベジータ「・・・チッ」
富竹「バラバラ殺人の翌年の綿流しの日、雛見沢の住人でありながらダムの誘致派だった男が旅行先で崖下の濁流に転落して死亡した
奥さんにいたっては死体も見つかっていない。」
?「さらに翌年。綿流しの晩。今度は神社の神主が原因不明の奇病で死亡したの。奥さんはその晩のうちに沼に入水自殺」
富竹「さらに翌年。これもまた綿流しの晩。今度は近所の主婦が撲殺体で発見された。」
前原「主婦?」
?「被害者の家族がね、その2年前に転落したダム誘致派の男の弟一家にあたるのよ。」
富竹「そして5年目の綿流しが・・・今日」
前原「え・・!!」
前原「ベジータ、これって・・・」
ベジータ「・・・すまんが最初から説明してくれ。」
魅音「またベジータの負けだね!!余裕余裕!」
ベジータ「くそったれぇー!!次だ!!次!!」
前原(なんだかんだでなじんてきたな…)
先生「ベジータ君、お客さんがお見えですよ。」
ベジータ「…」
?「んっふっふ、ベジータさんですか。」
ベジータ「何者だ」
?「私の車はエアコンが効いてますからそっちでお話しましょう。」
ベジータ「・・・けっ・・・」
ベジータ「で、何の用だ」
大石「この男性のことでご存知のことがあったら教えてください」
ベジータ「これは・・・富竹か・・・。」
大石「では、こちらの女性は分かりますか。」
ベジータ「名前は知らないが、昨日富竹と一緒に居た者だ。」
大石「この二人に最後にあったのはいつですか。」
ベジータ「綿流しの晩に話をした。」
大石「何か気になったことはありませんか。何でも結構です。話してください。」
ベジータ「…ふんっ…」
大石「その写真の男性は夕べ、お亡くなりになりました。」
ベジータ「・・・何!!」
大石「綿流しの晩に殺された。ベジータさんには何の意味gちょっとなんですか。」
ベジータ「貴様!!俺を疑ってるのか!!俺のアリバイは圭一が証明してくれるぞ!くそったれ!!」
大石「お、落ち着いてください!!」
ベジータ「ちくしょう!!俺は何もしていないぞ!!!」
ベジータ「オヤシロさまの・・・祟り。」
大石「第一発見は祭りの警備を終えて帰宅中のうちのワゴンでした。時刻は24時5分前、場所は…。
そこで路肩に倒れている富竹さんを見つけましてね。地面いっぱいに血と汚物が広がっていました」
ベジータ「…」
大石「検死の結果、自分の爪で喉を。薬物を疑いましたが、そういう類のものは検出できませんでした。
ただ、体にいくつもの外傷が発見されましてね。何者かに暴行を受けた可能性があるんです、それも複数犯に。」
ベジータ「複数犯?」
大石「死亡推定時刻は21時から23時ごろのようです。つまり、ベジータさんと別れてすぐに。」
ベジータ「女の人は・・・?」
大石「行方不明です。事件に巻き込まれた可能性が極めて高い。
このままでは富竹さんはオヤシロ様の祟りで死んだことになってしまう。
綿流しの晩、神聖な儀式の時、無神経にカメラをバシャバシャ撮ってしまったものだからオヤシロさまの怒りに触れた、そういうことになってしまうんです。」
ベジータ「・・・フンっ」
大石「祟りを信じていない雛見沢の方の協力が不可欠です。何でもOKです。不確かなものでもかまいませんから、これ私の電話番号です。
今日ここでした話はすべて内緒です。特に園崎さん達には絶対秘密です。いいですか?」
ベジータ「・・・すまん、最初から説明してくれないか」
大石「つまりこの村の誰が一体どれだけ関わっているのか全く分からないんですよ。
だからこそ、村人に口外してほしくないんです。」
ベジータ「・・・」
大石「じゃ、こう考えましょう。祟りを妄信する村人の皆さんを心配させたくないから内緒。
そういうことでどうです。」
ベジータ「ああ…。ええと…。」
大石「興宮署の大石です。」
ベジータ「圭一、興宮署の大石というのがこんな話をしてきたんだがどういうことだ?」
前原「おまえなぁ…」
其の三へ
「2ちゃんねる」笑ったネタ「2ch」
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