魅音「やめてよ素振り。今日も終わりにしてほしいの。」
前原「別に誰にも迷惑かけてないだろ!!」
魅音「かけてる!!・・・それ、他人のバットだし。」
前原「・・・転校した生徒の忘れ物だろ。変わってるよな。兄貴だけ転校して、妹は転校しなかったんだろ?」
魅音「・・・知ってたの!?」
前原「北條悟史。挫都子の兄だろ。去年鬼隠しにあって消えた・・・。
悟史もやってたんだってなぁ、素振り。これってオヤシロ様の祟りに合う前兆ってわけか?」
魅音「とにかく!!みんな怖がってるんだよ!!これが悪ふざけだとしたら…、悟史の真似は絶対にやめて!!」
前原「先に言っとく!!俺は悟史のことは何も知らない!!みんなが隠してたからな!!
怖がらせたくなかったってか?それだけが理由で、俺だけのけものかよ!!」
魅音「いや、そんなつもりじゃ…」
前原「ダム現場で事件が無かったって聞いたよな。無いって言ったよな?バラバラ殺人があったのによう!!!」
前原「仲間ってのは隠し事なんかなしだろ?そうだろ!?だからお前らは仲間じゃないっ!!」
魅音「圭ちゃん・・・!!そんなのって・・・っ!!」
ベジータ「圭一・・・俺はお前になら全て曝け出せ…」
前原「俺を消そうとしても簡単にはいかないからな!!
お前が殺されたダム工事の現場監督と何度も取っ組み合いの喧嘩をしてることくらい知ってる。
隠しきれると思ったのかよッ!!」
魅音「!!どうして・・・そんなことまで・・・」
ベジータ「俺じゃないぞ」
前原「・・・行こうぜ、授業に遅れちまう。」
魅音「・・・うぐっ・・・ひどいよ圭ちゃん・・・。
そっか。圭ちゃんに全部ばらしたの、あの野郎か…。
あの時殺しとくんだったな…。今年で定年だからって容赦してやった恩を忘れやがって…」
ベジータ「完全スルーか…コケにしやがってぇッ!!」
魅音「ちくしょう!ちくしょう!あのジジイ!!絶対に殺してやる…!!」
前原「じ、じじいって・・・大石さんの・・・」
ベジータ「…」
前原(あれはレナ!?・・・なんで鉈なんか・・・あれ?どこに?)
レナ「圭一君、みぃ〜つけた。」
前原「うっ!!何のようだよ!!」
レナ「圭一君と同じ帰り道だよ?」
前原「じゃあその鉈は何だよ!?何だよッ!!」
前原「うわ!!何だよベジータ。いつの間に。」
ベジータ「いや…会話に入るタイミングが掴めなくてだな…」
レナ「アーーーッハッハッハアーッハッハッハ!!」
レナ「圭一君・・・悩んでることがあるんじゃないかな?怖いんだよね圭一君。」
前原「こ、・・・怖くなんか。」
レナ「悟史君が転校しちゃったときは本当に後悔したんだよ…。レナが相談に乗ってあげられればってすごく後悔した。」
ベジータ「俺もだ」
前原「いや、お前俺より後に転校してきたじゃねえか」
前原「転校って、鬼隠しのことなんだろ!?そうだろ!?
悟史を消したのは誰だよ!?レナか!?魅音か!?それとも村の誰かか!?」
レナ「何を言ってるのか分からないなあ?」
前原「じゃあ分かるように言ってやる!!この連続怪死事件の犯人は誰だ!?」
レナ「圭一君は勘違いしてるよ。人間の犯人なんかいない。」
ベジータ「!!ちょっと待て!!サイヤ人は関与してないぞ!!」
レナ「全てはオヤシロ様が決めることだもの」
前原「オヤシロ様の祟りなんて・・・迷信だ!!」
レナ「圭一君は信じないの?オヤシロ様?圭一君さ、誰かに謝られたことない?それもずーっと、ずーっと。」
前原「・・・ッ!?」
レナ「レナのところにも来たんだよ。だからレナは転校して雛見沢に帰ってきたの。
圭一君の相談に乗れるのは私だけ・・・。圭一君を転校なんかさせないから・・・さあ、話して…」
前原「な・・・んだよ・・・」
レナ「レナが聞いてあげる。助けてあげるから、ねえ、話して?」
レナ「アッハッハッハッハッハ!!!アッハッハッハ!!!」ベジータ
前原「ちくしょう!!!」
前原(ヤバイヤバイヤバイ・・・なんだ?男が二人!?う、嘘だろ!!)
前原「おら!!」ブォン!!
男「うお!!」
前原「ハァッ・・・ハァッ・・・なんか俺に用かよ!?次は眉間にお見舞いするぞこの野郎!!」
前原(な!!後ろ!!)
男「オラァ!!」
ドスッ!!
にぶい音がして俺は意識が薄れていくのを感じた。